太ももの脂肪吸引のすべて
- 2022/9/23
- 脂肪吸引

足と足の間に隙間がない、膝部分のお肉が気になる、皮下脂肪が足の外側に沢山付いていて足が太くバランスが悪い。これらの悩みは太ももの脂肪吸引が解消できます。脂肪吸引はダイエットや運動などの必要がなく、今ある脂肪細胞を吸い取って脚のサイズダウン、理想的な脚の太さに変化させるボディスタイルを整えるための整形手術の一つです。
太ももの脂肪吸引
脚の太さを表現するのは筋肉と皮下脂肪の量です。太ももの場合、筋肉を痩せさせることはできませんが、皮下脂肪は吸い取ってしまうことで細く変化させたり、理想的なサイズやフォルムに変化させることは難しいことではありません。
しかも脂肪吸引は非常に安全で、医者の技術的な問題以外にリスクとなるような問題を引き起こすことがありませんので安心して治療を受けて良いものなのです。
実際の治療法について
脂肪吸引には、標準的な脂肪吸引、ベイザー、超音波脂肪吸引などいくつかの手法があります。
ウエットメソッド
この方法が現在一般的に行われている脂肪吸引の標準的な手法です。吸引する脂肪層にチューメセント液(※1)というお薬を散布し、脂肪組織を吸引しやすくして、一気に吸引して脚を細く整える方法です。
※1 チューメセント液というのは、麻酔薬、止血効果作用のあるお薬、腫れを早期に回復させるお薬などを混ぜ合わせた混合液のことで、クリニック独自でそれぞれレシピがあり、術後の経過などに影響を与えるため各クリニックはそれぞれの薬剤の濃度や使用量など工夫を凝らし、より自然で美しい脂肪吸引になるよう努力しています。
完成するまでの経過
太ももの脂肪吸引は術直後に効果を感じるものではありません。なぜなら太ももの皮下脂肪を吸引して足を細くしたとしても、術直後はお薬などが残っていたり、強い腫れを引き起こしていますので実際の効果を感じるまでには一定の期間を要します。また、完成するまでの期間というのは、吸引量が多かったり、吸引範囲が広くなることで大きく違ってきます。
腫れ
術直後より強い腫れを生じます。腫れを最小限に留めるよう術後の圧迫をしっかりするクリニックが多いです。全体に包帯を巻いたり、スポンジ様の保護用具で圧迫したりします。そのような処置で腫れの強さや期間というのは違うということは理解しておきましょう。
通常は、脂肪吸引から3日間はしっかりとした厳重とも言える固定をし、その後は弾性ストッキングを装着するというのが一般的です。クリニックによっては弾性ストッキングではなく、専用のガードルを推奨しているところもありますので医師の指示に従って下さい。
腫れの期間は概ね1週間程度です。ただし、吸引量が多い場合や、ふくらはぎの脂肪吸引など併用した場合は2、3週間腫れが持続することがあります。
内出血
内出血は出血量によっても違いますが、通常、3、4日程度で消失します。吸引量や出血量が多い方ですと回復までに1週間程度必要な場合もあります。しかし、内出血は必ず消えますので不安に感じることはありません。心配だとは思いますが、気にせず過ごすことが大切です。
抜糸
吸引口を縫合しています。抜糸は1週間が通常です。
治療費用の相場
太ももの脂肪吸引は自由診療ですのでクリニックによって価格設定に大きな幅があります。だからこそ少しでも安いクリニックで治療を受けたいと考えてしまいますよね。ですがやはり治療費用はすごく大事です。安いということはそれなりの理由がありますし、技術力を高く見せるために高額な料金設定をしている美容外科も少なくありません。
大切なのは適正価格を見極めること! 相場価格というものが必ずあることを忘れないで下さい。
このようにばらつきがありますし、クリニックによっては吸引量で価格が変動するところもあります。吸引量によって価格が変動するところは避けるべきでしょう。また、実際にカウンセリングに行って提示される料金とホームページに掲載されている料金に差が出ている美容外科も避けたほうが無難です。
脂肪吸引への疑問・質問集
これから太ももの脂肪吸引を受けようと考えているあなたのために、太ももの脂肪吸引に関するさまざまな疑問・質問にお答えします。