美容整形の失敗

鼻翼縮小

鼻翼、小鼻の広がっている大きな鼻のイメージを治したい!
小鼻の悩み「鼻翼縮小」で解消する。私は鼻の整形でキレイに変わる。

鼻翼縮小

鼻翼(小鼻)が横に広がっていて鼻が大きく見える。鼻の穴が広がって見える。そんな小鼻の悩みを抱えている人は鼻の整形のひとつ「鼻翼縮小」で改善できる。
鼻の穴の印象は二重や輪郭と違って目立たないイメージがあるのですが、実はそうでもないんです。鼻の穴が見えにくくなることでシャープな鼻のイメージに変わるため見た目の印象が少し引き締まった感じになるんです。
鼻翼縮小というのは小鼻に広がりを抑えて鼻を小さく見せるため鼻の整形の中でも人気の高い治療のひとつです。しかし、人気のある反面さまざまなトラブルも抱えています。それは過剰な縮小による不自然な鼻や、だんご鼻など別の問題があるケースに鼻翼縮小をしてしまったことで、より不格好な鼻になってしまうというトラブルも増えています。

そもそも鼻翼縮小とはどういった手術なのでしょうか?

小鼻の広がりを改善する鼻翼縮小。小鼻の広がった鼻は一般的にあぐら鼻と呼ばれ、鼻を大きく見せ男性的な印象を与えてしまいます。鼻翼縮小は鼻翼(小鼻)の一部分を切除して横に広がった鼻を小さくする手術です。
治療法は3通りあり、外側を切除する「鼻翼外側切除」と、内側(鼻の穴の一部)を切除する「鼻翼内側切除」、内側と外側の両方を切除する鼻翼縮小があります。

どういった鼻翼縮小が望ましいのか?

一般的に表面に傷を残したくないために内側切開で鼻翼縮小を希望されるが多いのですが、それは大きな間違いです。内側の切開と外側の切開とでは仕上がりの形状に大きな違いを生じます。大切なのは現在の鼻翼の形状に対し、どこを切開しないといけないのかという判断です。表面に傷を残したくないという気持ちは当然ですが、それよりも大切なのは希望する仕上がりを優先させなくてはいけません。
美容クリニックによってはなんでもかんでも言われるがままに手術するいい加減なところもありますが、それでは希望する形状にならないだけではなく、鼻翼縮小に対するマイナスイメージがついてしまうでしょう。
簡易的な鼻翼縮小の判断ですが、鼻翼の付け根よりも、小鼻(鼻翼)が外側に出ていれば外側の鼻翼縮小がいいでしょうし、鼻翼の付け根よりも小鼻(鼻翼)が外に出ていなければ内側の鼻翼縮小というのが一般的です。ただし、あくまで鼻翼の厚みや正面から見たときに形状、角度によって複合的に鼻翼縮小を行うこともあります。大切なのは鼻翼縮小の正しいデザインで仕上がりは大きく違ってくるということです。要は医者の診断能力、経験値などの技術一つで大きく違うということを知っておきましょう。

鼻翼縮小の手術

鼻翼縮小の方法は外側の鼻翼(小鼻)部分を切除する外側鼻翼縮小と内側の鼻翼(小鼻)を切除する内側鼻翼縮小があると説明しましたが、これはデザインの場所の違いであって基本的な鼻の整形としての流れは同じです。なのでここでは外側の鼻翼縮小についての流れをご説明しましょう。

鼻翼縮小の実際

(1)デザイン

スキンマーカーで切開ラインに印を付けていきます。このデザインによって鼻翼の形状が変わってきますので、鼻翼縮小においてデザインと言うのは非常に重要なポイントとなります。

(2)局所麻酔

鼻翼(小鼻)の切開するデザイン部分に局所麻酔の注射をおこないます。激しい痛みというのはありません。鼻翼縮小の手術で一番痛いのがおそらくこの局所麻酔でしょう。

(3)鼻翼組織の切除

メスで鼻翼の組織を切除します。匠の技術というのはデザインも重要ですが、単純に切れば良いのではなく、皮膚に対するメスの角度などにもこだわって切開するそうです。それによって傷に影響するとのこと。

(4)止血・縫合

メスで鼻翼の組織を切除しますので少し出血します。その際丁寧に止血をします。そうして傷を縫い合わせて鼻翼縮小の手術は終了です。

ポイント

すべての例ではありませんが、左右の鼻翼に糸をループ状に通して唇が前に突出しない程度に引き寄せることで鼻全体をより小さくする「鼻翼基部間減張縫合」を実施するケースもある。しかし、あくまでケースバイケースであり、すべての人にこういった方法が適している訳ではないようです。 この術式の問題点は、1)ふとした時に糸がプチッと感じることもある。2)引き寄せすぎることで唇が前に出てしまう。などのリスクもあるため慎重に行う必要があります。

鼻翼縮小における失敗とリスク

意を決して鼻の整形手術「鼻翼縮小」に挑んでも、鼻の形がへんになった。不格好。不自然。鼻の穴が無くなった。などのトラブルになることも少なくない。今まで悩んでいたのにさらに追い打ちをかけるように悩みが強くなるなんてことにならないためにも鼻翼縮小の失敗やリスクを知っておきましょう。

仕上がりが不自然になってしまった

仕上がりが不自然、不格好になったなどのトラブルは術式の選択ミスやデザインのミスによるものがすべて。本来外側から切除しなければならないものを内側だけの切開にしてしまったり、外側と内側両方の鼻翼縮小が必要なのにも関わらず、外側だけを切除してしまったなどです。 基本的には修正というのは可能ですが、皮膚の切除量によっては困難なケースもあります。また、だんご鼻のように鼻尖部に丸みが強い場合に鼻翼縮小だけをしてしまうと鼻のバランスが一段と崩れてしまうため要注意です。

傷跡がやけに目立つ

内側からの鼻翼縮小であれば傷に影響することはありませんが、外側の鼻翼縮小の場合、広範囲に行ってしまうと傷が目立つことがあります。

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